【エステ脱毛について】

最新脱毛理論で述べられている通り、ほとんどのエステ脱毛サロンで使われる蓄熱型光脱毛では、15回あてて2割減くらい、30回あてて3割減くらいの効果となります。
2か月おきにあてるのが効率が高いため、実際30回あてるのに最短60か月、5年はかかります。
法律上、毛乳頭破壊などの医療行為はエステでは禁止されているので3割も減ったら違法で業務停止となります。しかしそこはグレーゾーンで実際これくらいは効果が出ているようです。
実際に通う回数は全身を4回くらいに分けることも多く、2か月に4回通ってやっと全身1回です。
全身30回ということは、実際30×4回(2か月)=120回(60か月)通うことになり、ちょっとでも予約が取れないとさらに果てしない期間がかかります。
最短で5年120回(全身30回分)通って3割減が限界ですから、途中であきらめる方が多いのはいうまでもありません。
実際のところどこでこのことに気づくかだけだと思います。

蓄熱型の脱毛機械は光脱毛でも医療レーザーでもやってることは同じで、弱い光を何度もあてて熱を上げているので、1か所にきちんと5回以上当たっていることを感じながら行わないとほとんど効果はでません。
肌を撫でるように1回あてただけではまず効果は出ません。
この効果が出ないという意味は最新脱毛理論でも説明しているように、毛が一時的に抜けることではなく、抜けた後に復活してこない毛がどれだけあるかということが重要なのは言うまでもありません。
この点も脱毛の効果をあやふやにして、施術の時に「効果出てますよー」といわれるとなんとなくそうなんだと思ってしまうところがあると思います。
エステサロン側では全くそんなこと思っておらず、効果ないのは光脱毛だからしょうがない、効果出そうとするとやけどするし割に合わない、個人差があって毛が効きにくいですね~などとお茶を濁され、マニュアル通りの出力でやっつけ仕事でやっていることがほとんどです(爆)。

【光脱毛は産毛に効くは嘘】

最新脱毛理論をご覧いただければご理解いただけると思います。
蓄熱型光脱毛は、皮膚を滑らせながら撫でるようにあてていくもので、弱い出力で同じ部位に何度もあてて熱を蓄熱させる方法となります。
産毛ではきちんと照射したとしても有効な熱までは上がりません。
実際は時間短縮のため、1回だけ撫でるだけ脱毛などが行われているのが現状です(1部位に5回は重ね打ちすることをメーカーは推奨)。
硬毛化をご存知でしょうか。
刺激で毛が太くなったり、長くなったり、多くなったりすることを言います。
特に産毛が硬毛化しやすいのです。
エステサロンで腕や足、うなじ背中は効かないばかりか、硬毛化して濃くなる可能性があります。
硬毛化した場合エステサロンの光脱毛では対応は不可能です。
続けたとして5年で3割減どころか、5年で3割増になりますので注意しましょう。

【エステ脱毛サロンは脇やVの太い毛だけにしましょう】

産毛には効かないことから、全身などの部位をエステサロンの光脱毛でやることだけは避けてください。
もしエステ脱毛をするのであればVラインと脇がおすすめです。
この部位は毛が濃いため弱い光でもある程度熱が上がりやすく、光脱毛のグレーゾーンの効果3割減が達成しやすいところになります。
ただ無制限などはしても意味ないことが多いです。
最新脱毛理論で書いているように5回程度あてるとすべての毛に影響がでて、毛質が薄くなります。
ここでエステサロンの光脱毛では限界がきて、それ以上あて続けてもほとんど変わらないと思います。
もちろん減毛状態を維持するためにあて続けることは意味がありますが(やめると元に戻る)、やはりもうちょっと無くしたい、せっかく脱毛するなら自己処理をしなくて済むようにしたいと思うようになります。
そのためには医療脱毛に乗り換えるしかありません。
一番やってはいけないのは、脇やVで効果があるからといって、同じように全身の産毛も効くだろうと思い、高額な予約のとれない無制限全身脱毛を契約してしまうことです。
うまくいって毎月2回、5年(120回)通って3割減、予約が全く取れず途中で通わなくなる(お金払わない人は予約取る気ありません)という悲劇が待ってます。
解約はほとんどお金は戻ってきませんん。
エタラビがつぶれたのは、10以上の違反項目がありますが、その1つが、予約が取れるといって契約をすすめ、実際予約が取れないで苦情が殺到し、解約するといっても全く対応しなかったというのがあります。
しかし、今のほとんどのエステサロンは現状同じ状態です。
ミュゼもつぶれかけましたが、出資する会社が見つかってトップがすげ変わっただけで、今回エタラビの店舗はミュゼが提携しており、同系列でつぶれたラットタットはミュゼがコロリーとして経営しています。

エステ脱毛サロンの選び方を説明していきます。

【営業はエステサロンの場合必ずあります】

エステ脱毛サロンでは効果に関しては、法律で出力を規制されています。
効果を出そうとしてやけどを起こしたエステサロンが摘発されるという事件が続いたことから、効果で差別化することはできません。
価格競争がかなり厳しく100円や0円など安いキャンペーンで集客をする必要があります。
これでは利益が出ませんので全身脱毛などのコースにつなげなければ利益が出ません。
効果に自信があれば営業をかけなくても全身脱毛などにつながります。
しかし効果ではリピートが難しいため、営業をかけて全身脱毛にもっていかなければいけませんので、おのずと営業は強くなりがちです。前に述べたように脇やVラインなどは効果が出やすい部位なので、ここからほとんど効果のない産毛の多い全身につなげるという手法が使われています。

【出力設定について施術時説明がある】

エステ脱毛でも医療脱毛と同じく、肌に合わせて出力調整を毎回行うことが効果を効率よく出すためには必要です。
効果出てますよーで毎回同じマニュアル設定の出力でされるところには注意が必要といえます。

【処置の間隔が2か月おきにとれるかどうか】

全身1回でできて2か月おきに予約が取れるところが絶対条件だと思います。
全身1回で1部位に5回以上重ね打ちするためには1.5時間~2時間程度はかかるはずです。
あまりに早すぎるところは、実際に照射面積をイメージして「ピピピピピピ・・・」と当たっていると思いますが1部位に5回以上当たっていることを確認してみて下さい。
1回しか当たっていないようならやめた方がいいと思います。

【万全のドクターアフターケアは信用できない】

エステサロンにはドクターは常駐していません。
結局提携しているクリニックがあるというだけで、もし火傷や毛嚢炎などが起きた場合何回も別のクリニックに通わないといけないわけであり、実際やけどした後どの程度の出力であてるかなどの判断が全く1元管理できないため、アフターケアとして無意味だと思われます。
このようにエステサロンで万全のドクターケアなど書いているところは選ばない方がいいと思います。

【うち漏れの対応】

撫でるようにして何度もあてるタイプなためとりあえずすべての部分に1回くらいは当たります。
ただ5回以上重ね打ちしないと効果はでないため、ほぼまばらになっていきますがうちもれの対応はエステサロンでは期待できません。

【受付の清潔感は施術室の衛生管理と比例する】

これは医療脱毛クリニックと同様で、受付の清潔感はそのままベッドのシーツや脱毛機械の衛生管理につながっていると言っていいと思います。

【駅近】

脱毛は何度も通う必要がありますので、できるだけ駅徒歩1分くらいがいいと思います。
駅から1分だけど、駅の中を15分歩く必要がある場合もあるので注意が必要です。
やはり駅目の前などは賃料も高く顧客のことを考えているサロンだと思います。

結論としてエステサロンでは、営業はまぬがれませんが、脇やVラインなど効果が出やすい部位は効果が見えている回数までは通っていいと思いますが、産毛などの全身コースは効果がでないため医療脱毛をおすすめします。