【なぜ医療脱毛専門クリニックなのか】

医療脱毛を提供するところには大きく分けると2種類あります。医療脱毛をメインで行っている医療脱毛専門クリニック(アリシアクリニック、リゼクリニック、フェミークリニック、池袋レーザークリニック、トイトイトイクリニックなど)と美容外科の1分野として行っている美容外科クリニック(湘南美容外科、品川美容外科、共立美容外科、城本クリニックなど)です。
美容外科クリニックでは手術などの方が儲かりますので、脱毛レーザーの件数は少なく、実際日本で誰もが知る大手の美容外科でも、脱毛は1日1件などの時もあります。
美容外科クリニックではレーザーを担当する看護師などは手術の介助など脱毛以外の業務がほとんどであり医療レーザーに慣れていない可能性もあります。
これに比べて医療脱毛専門クリニックでは看護師は、毎日約8時間みっちり脱毛レーザーのみで、月に300件近くの脱毛をこなします。
レーザーをあてた時の肌の反応でどれだけの情報を読み取れるかが安全性、効果に直結するため、医療脱毛専門クリニックをおすすめします。

医療脱毛専門クリニックの選び方を説明していきます。

【出力設定について施術時説明がある】

脱毛で成功する秘訣は、医療レーザーの違いを理解することであることは、最新脱毛理論で述べた通りです。これに加えて重要なことが、医療レーザーに熟練した看護師にあててもらうことです。
なぜならば、肌の色や毛の質は個人によって異なりますので、レーザーを照射した時の赤みや痛みなどの反応をみて、最適な出力設定を見つけていく作業が必要だからです。
この作業は、熟練した看護師で、かなりの数を毎日こなしていないと難しいと思われます。
このような細かい設定などはなくても脱毛はマニュアル設定でもできますが、最適な出力設定を探しながら毎回微調整しなければ、医療脱毛の効果は半減します。
5回で済むところが10回でも終わらないということになりかねません。

【おすすめの医療レーザーはほぼ2択】

医療レーザーは一撃型医療レーザーと蓄熱型医療レーザーの2つに大きく分けられます。
最新脱毛理論にある通り、単一波長で高出力が可能な利点を活かした一撃型医療レーザーでないと、医療レーザーの意味がありません。
蓄熱型医療レーザーであれば、蓄熱型光脱毛の方が良いと思われます。
 おすすめの一撃型医療レーザーは、私(怪盗毛ッド)の経験から次の2択となります。

<ジェントルマックスプロ>
アレキサンドライトレーザー
ジェントルレーズプロはアレキサンドライトレーザーのみなのでジェントルマックスプロの方がYAGがついてる分機能は上です。同じジェントルという名前に惑わされずに、ジェントルマックスプロを選びましょう。

<ライトシェアデュエット>
ダイオードレーザー
実績十分。
出力さえ間違わなければ(熟練看護師)、波長がアレキサンドライトよりも深い毛まで対応できるため、現時点で効果は最強。
この機械で効果がなかったという人は、肌の色や支払いなどの何らかの理由により低出力設定にされた可能性があります。
この機械はハンドピースが2種類ありますので、出力が何ジュールという話をする場合は以下のETなのかHSなのかくらいは判断して議論しましょう。

ET:10~30J、HS:4.5~7J(部位によって使い分ける)

【処置の間隔が2か月おきにとれるかどうか】

脱毛には一撃性毛乳頭破壊、ダメージ蓄積性毛乳頭破壊の両方があります。
毛乳頭が破壊されたものは基本的にもう生えてきません。
部分破壊されて再度復活してきた毛はもう一度あてる必要がありますが、この復活の期間は大体2~3か月です。
さらに毛周期から休止期の毛が成長期になってそろってくるのも大体2~3か月くらいが効率が高いです。
顔の場合は1~2か月です。
早く終わらせたいけど効率が下がらない期間はだいたい、顔で1か月、体で2~3か月、VIOだと2~3か月くらいになります。
ダメージ蓄積理論からいうと完全に復活する前にあてた方が効率がよいので、2か月~3か月おきに予約が取れることが必要です。
流行っているクリニックは予約が取りにくいことがありますので、注意が必要です。

【HPの医師のレベルがアフターケアのレベル】

医師経歴で臨床経験が10年以上、研修医(医師になって2年間は必修)終わってすぐ美容外科などに行っている医師のところは危険です。
大手美容外科で院長などをしているドクターで一般臨床の経験もあるドクターでなければ、アフターケアはあまり意味がなく、看護師に任せた方がいいと思われます。

【うち漏れの対応】

人間があてる以上当て漏れは必ず起きます。
これはどんなにベテランの看護師でも起きると思います。
当て漏れをしないところを選ぶのではなく、当て漏れが起きた時の対応がしっかりしている所を選ぶのが正解です。
必ずカウンセリングで当て漏れの対応を説明するクリニックが安全です。
説明がなければこちらから確認することも重要です。
特に診察する医師に確認すると、本当に脱毛のことを考えている医師か、アルバイトのお飾りの医師かがよくわかると思いますし、当て漏れに対するクリニックの姿勢が分かりやすいと思います。

【受付の清潔感は施術室の衛生管理と比例する】

よくトイレがキレイかどうかが評価されますが、受付の清潔感が重要だと思います。
受付がきれいなところは、物品の使い捨てやベッドのシーツなどの清潔感がしっかりしていると思います。

【駅近】

脱毛は通う必要が必ずありますので、駅近1分くらいのところがベストです。
池袋、新宿、渋谷などは駅から1分でも、駅の中だけで15分くらい歩きますので、歩く距離で何分かが重要だと思います。

医療脱毛専門クリニックといっても、経営は医師ではなく、医師を雇っているだけというところも多いのが現状です。
このようなクリニックの医師は、脱毛は非専門であり院長として名義を貸しているだけに過ぎません。
アルバイト医師であったり、天下り先のような状態です。脱毛もマニュアル通り、アフターケアも不十分となりがちです。
かなり有名なクリニックなども実はそうだったりするくらいなので、専門クリニックだからといって安心せずに、医師の経歴などにも目を向けることが重要です。
診察する医師がHPの医師と毎回違うというところは注意が必要です(休みの時の代診で違うこともあります)。